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まっきー@牧野晃洋(まろみ工房の主)

Author:まっきー@牧野晃洋(まろみ工房の主)
ルアー製作を趣味とする男。
趣味が嵩じて、オリジナルを世に送り出すことを決意。
その名も、まろみ工房
第一弾は「あかまる」。ズバリ、自信作!
モノ作りに燃えて突っ走る、埼玉在住のアングラーです。
「まろみ工房」本サイトにも、ぜひいらして下さい。
連絡先もそちらにあります。

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DATE: CATEGORY:あかまる関連
「機能美」

やっぱり、美しさってのは性能に繋がります(この美しさってのはカラーリングの事ではなく、物体を構成する外形が如何に良くまとまっているかって事ね)。で、最終的には単純な円柱形だったりとか、そういうデザインが強いと分かるのですな。


………じゃあ、結局中間にあったゴテゴテしたデザインはムダだったのか?
やる意味なんか、無かったのか?


答えは「ノー」。
それがあったからこそ、シンプルなものの強さが身に染みて分かるのです。また、そういった過程を経て戻ったシンプルさってのは、最初の頃のそれとはやっぱり違ってきているのです。微妙なバランスの取り方とか、末端の処理の仕方とか、フックやリップの設置位置とか、僅かな起伏の成形とか………微妙なものの積み重ねで、全然別のものに変わっているんですよ。
これこそが「一周して戻って来たデザイン」なのです。

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あかまるもそうでした。最初の頃はゴテゴテしたそりゃ〜酷いものでして………でも結果的に「ヘッドは丸く、ボディも球形にシッポを付ける。お互いの半径も僅かに変えるのが最も美しく、よく動く」と分かって来たのです。

あかまる05
そしてここへ辿り付いたワケ。
余計な彫り込みも全て消え、デザインがまとまったのです。


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こういったデザインの迷い道を何度も何度も歩き、歩き疲れて出発点に戻る。すると、最初と同じ場所に立っていても、すべてが違って見えてくる………物凄く正しい仕事のやり方だと思います。

そしてね、これはルアーに限った事ではなく、あらゆる事柄に共通して言える事だと思うんです。ハイ、ここ大事。テストに出るよ。
マネから始まってオリジナリティを追求し、シンプルさに立ち戻り、また新たな探究の道へと歩みを進める。料理でも、手芸でも、番組作りでも、販売でも、絵画でもホームページでも何でもかんでも………このサイクルを正しく繰り返す事こそ、進歩なのだと僕は思っています。

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でもさ、最近コレが分かって無い輩がメチャ多いよ。だーかーら、いろんなモンが売れなくなるんだろうな。も〜ゴテゴテしたケバい商品やキャンペーンばっか増えちゃって………度胸がないから原点に立ち戻る事も出来ないんだよね。アッタマ悪ぃよなぁ。
ちゃんと自分で考える人間を育てて来なかったツケが、ココに出ちゃっているんだわ。
こーゆー事が再確認出来た事が、僕に取っては何よりの収穫でした。
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………そして今、あかまるは再びデザインの旅路についています。一周して戻ったシンプルさから新たな歩みを始めています。
それがどのようなモノになるのか?
発表まで今しばらくお待ち下さいませ。





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リンク→「まろみ工房 〜あかまるの細かい事を知りたい人はココ!〜」リキ入れて作ってます。
リンク→「まろみ工房 通信販売 〜あかまるを買いたい人はココへ。〜」もちろんリキ入れて作ってます。特許商品なので、ここじゃないと買えません。上のまろみ工房からも飛べます。
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DATE: CATEGORY:あかまる関連
Q:この間お休みしていた時、何をしていたか。
A:埼玉のアングラーの集うお祭りに行ってました。

ハイ、釣り………はほとんどそっちのけで、バーベキューやら何やらで親睦を深めていたのです。で、ひとつ出会いがありました。

Object-Tさん。
今日から相互リンクを貼らせて頂いていますが、主にルアーのチューンを行う工房を運営されている方です。
リンク→ルアーチューン請け負い工房「Object-T BACK YARD」。リンクボックスにも追加してあります。

Object-TポップR01
これはその時頂いたルアー。ポップRの改造型。



僕なんかよりも遥かに卓越した製作技術を持つ方で、いろいろと情報交換させて頂きました。工具・接着剤・型・素材・ルアーそのもの………でも、実は一番印象に残ったのはこの話です。

「なんだかんだで、ルアーってシンプルなデザインが一番なんだよね。」
これは僕も常々思っていた事でして………。

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最初はマネから始まります。技術もないので複雑なものは作れません。でも数をこなす内に腕は上がっていくもの。そうすると、段々と見た目がゴテゴテしたものを作るようになります。
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でもね、その内気が付いてくるんです。
凝ったものって自己満足の固まりみたいなもんで、「作った!」っていう満足感が表に出ているだけなんですよね。で、釣るための性能にこだわるようになると、デザインから余計な線が消えていく事に気が付き始めます。と同時に、そうやって余分なものを削ぎ落としたものこそ、性能のみならず、見た目にも美しい事が理解出来るようになるのです。

これこそが「機能美」ってヤツでしょう。


………と、長くなったので今日はこの辺で。
明日、また続きをアップします。是非セットで読んでね。
(続く)




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DATE: CATEGORY:あかまる関連
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復活しました。待たせてゴメン。
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今、釣具は本当〜〜に売れてません。ブームが去ったせいもあるけど、それ以上に大きいのが、前回書いたようなサイクルが生む行き詰まり感だと僕は考えてます。どれもこれも同じモンばかりで。「もう何作っていいのか分かんねーよ!」という叫びが店頭のルアーから聞こえてくるようです。いや、僕には聞こえます。ハッキリと。


多分、まだしばらくは、大手が冒険をする事はない…つーか、「出来ない」と僕は考えています。
となると、今新しいモノを作ろうと思ったら自分でやるしかありません。
大手が出来ない冒険は個人がやる。
今のモノづくりには、このインディーズ思想が必要だと思うのですよ。


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だからあかまるを作ったワケで。
ハッキリ言って、大手がこーゆー斬新なモノを作るってのは物凄く勇気が入る事です。今現在ではまずムリでしょう。でも小さい規模でもこういった事をやってかないと………ぶっちゃけ面白くないのよ。地道なアピールがジワジワ浸透した時、少しづつメジャー商品も変わってくるのではないかと………期待してます、ホントに。
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「そんな上手くいくかぁ?」と思う人もいるでしょう。何を隠そう、僕もそう。
でも、時代って奴は、いつまでも同じ場所には絶対居ません。
実際、映画でもアカデミーが全部インディ作品になったし、この間観た「ラスト、コーション」も(客層が高いけど)満席でした。更に「潜水服は蝶の夢を見る」も、友人が観た回は満席だったそーです。

潜水服01
僕も観ました。こーゆー作品に人が入るようになったのよ。
みんな、何かを欲している。間違いなく。



確実に、メジャー商品に飽きて来た客は増えています。
盛者必衰、流行は一周し、万物は流転するものだ、うん。


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DATE: CATEGORY:あかまる関連
映画メジャー会社が良作を作らなくなったと書いたのが先日。で、その続き。


これって、別に映画に限った事じゃないよなぁ。

どの業界にもその傾向があるように思うんですよ。良い物を作ってもヒットの保証はないから、売れ線だけ作ってりゃいいやって感じでね。で、売れちゃうと「やっぱりこれで当ってるんだ」と判断され、その路線は尚に支持される事に。
………こんな時に冒険的なモノ作ってハズしたら大変です。「それみろ」ってなってオジャン、従来路線を一層強化するだけになります。で、これを繰り返す内にラインナップはますます保守的なものばかりになり、ますます新しいものは出来難くなり、ますますこぢんまりとした世界にと…

悪い意味で物凄〜くアメリカ的(※1)。合理主義の成れの果てに、僕らは行き着いてるように感じます。

………と、この悪循環にハマっている事象が多いのナンのって。特にここ数年は、そのスパイラルにカンペキに絡み取られているのが現実。そりゃあ購買欲も下がるし、景気も悪くなるハズだ。何買っても同じなんだもん。

乗り物も玩具も家電も、そしてルアーは特に!
新鮮味を感じる商品ってのが全然出て来てません。


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例えばこのルアー。

ファットミノー01
ティムコの隠れた名作、ファットミノー。

良作です。良く釣れますし、初心者にも扱い易く仕上がってます。なのに、このポテッとした球状のお腹などの特異過ぎる形から敬遠されて、売れなかったんだよねぇ。今じゃワゴン叩き売りの常連です。ビルダー目線で言えば、非常に理に叶ったスタイルを持っている、「やられた!」ってルアーなんだけどなぁ。

あ、もし店頭で見付けたら、買っておいた方が得ですよ。
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とまぁ、こうやって新しい路線はまたひとつ消え、ラインナップは保守化していくのです。生存競争の観点から言えば当然なんだけど、最近はその正解の幅が極端に狭くなっている気がしてなりません。せせこましいっつーか、面白味がないのよ。

あ、まだまだ続きますよ。
今日はこの辺で。また明日。


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※1 アメリカでは閉塞するとそれを打ち破る動きも出てくるんだけど、何故か日本ではそれがやり難いのなんのって…。

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DATE: CATEGORY:あかまる関連
アカデミー賞の発表が近付いています。

今年の作品は、僕ら日本人には馴染みの薄いものばかり(※1)。それもそのはず、ノミネートされたのはインディペンデント(独立系)のものばかりで、大手メジャー会社制作のものは一切入ってないからです。

ノーカントリー01
今回の大本命、「No Countly」。

何故こうなってしまったのか?
一言で言えば、大手が冒険をしなくなったからです。

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90年代、アカデミー賞レースを争っていたドリームワークスミラマックスは、様々な大人の鑑賞に耐えうる(耐え得ないものもある)作品を作っていました。結果、賞はいっぱい取れたものの、興行的には振う事が出来ずに経営母体を解体せざるを得なくなったのです。
で、これを観て、「難しいモノ作っても金にならねーから、マンガとかアニメとか適当なファンタジー作ってこうぜ」とメジャ−系は考え、今に至っています。もう大手から名作が出てくるのは難しいのかもしれません。
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………と、ここまでが先日ラジオ「ストリーム」内で放送された事です。
リンク→TBSラジオ「ストリーム」2/19コラムの花道。町山智造アカデミー賞直前予想。


なるほど、なるほどと聞いていたのですが………同時にひとつ、思った事があったのですよ。
それは何なのか?…と、この続きはまた明日。



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※1 「No Country」の原作である小説「血と暴力の国」が去年出版されているぐらいかな。

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DATE: CATEGORY:あかまる関連
皆様、あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。あかまるを購入して頂いた方はもとより、まろみ工房サイトやこのブログを日々閲覧していらっしゃる方々には、大変感謝しております。ありがとうございます。

あかまるは勿論、開発中のあんなものやこんなものも、出来る限り多くお披露目出来るよう、頑張っていく所存です。

更新が遅れている映画&ルアーの話も近日中にアップしますので、待っててね^^;。いやはや、年末年始は何かと慌ただしくて手がまわらないのですわ^^;。

そんでは、また〜。
ネズミとあかまる01
お年賀代わりに。



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DATE: CATEGORY:あかまる関連
守屋の小物っぷりに驚いた皆さんこんばんは。
同時に、だからと言って小池百合子なんて一切支持出来ない皆さんもこんばんは。
そこまでゲロったんなら吐いちゃいなさいよ。明日の寝覚めが悪くなるだけよ>もりやーん。


さて、今日はひとつ気になったニュースから。

リンク→女性と若者に万年筆がブーム(Yahooニュース)

メール文化が行き過ぎて、手書きの良さの再認識が始まった、ってトコかと。
で、この温故知新現象は僕も大歓迎なのです。



まずはウチのサイト「まろみ工房」及び「あかまる」のロゴをご覧下さい。

まろみ工房ロゴ
まろみ工房。



あかまるロゴ
あかまる。



DTPやっているなら気付いた人もいるかな? 実はこの2つ、す・べ・て毛筆による手書きなのです。文字は勿論、「まろみ工房」の四角い枠や「あかまる」のバックの○印まで、ぜ〜〜んぶ僕が筆を握って書いたものです。
紙に書いたものを写真に撮ってパソコンへ取り込みパス化(※1)、微調整を施して作っています。

ハッキリ言って時間かかります。面倒です。なのに何故、こんな方法を使ったのか?

ズバリ、飽きたんですよ。既存のフォントを使う事に!


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デザインをやらなくても、ワ−プロソフトを使った事のある人なら分かると思います。MS明朝とかゴシック体とか、いわゆる「字体」を選んで文章を作っているでしょ? あれが「フォント」です。
一般にはこの選択で、チラシやポスターって製作されています。簡単だし、時間もかからないからです。

が! その反面!
所詮はプリセットされた字体。幾ら種類を揃えようとも使い回ししてる事に変わりはありません。結果、現在では、どっかで見覚えのある字体で世の中は溢れかえっています。ポスターも、チラシも、パッケージもそう!
ウソだと思うなら、明日から街を歩く時は周りに注意して下さい。
「あ!あれ見た事ある!」とか「これって、あの雑誌の4ページ目のチラシと同じじゃない?」なんてのが悲しいぐらいゴロゴロ見付かります。

まぁね、普通の説明項目ならそれでいいっすよ。あくまで「文章」を読ませる為のものだから、過剰な個性はその妨げになるだけです。
しかし問題なのは、商品名やブランドロゴ等も「フォント」を使用して作っている事…。
ハッキリ言います。

最近メチャクチャ多いです!!
ヒジョーにつまらない事です!!


これもウソだと思うなら、家の商品のパッケージをチェックだ!
ホームページのタイトルなんかも、フォント使い回しがすごーく多いぞ。

これはアカンと思うのですよ。ロゴの目的は「イメージ」を伝える事。文字を読ませる事じゃありません。それをプリセットされたフォントをチョコチョコッといじって作るなんて、手抜きと言われても仕方ないです。一流の仕事じゃありません。2つの商品でフォントが被ったら、強烈な方のイメージしか残らなくなっちゃうよ。

………この問題は、5〜6年前から痛烈に感じていました。とにかく出来上がってくるモノのデザインがつまらない。その要因の一端は間違い無くここにあると考えてました。が、なかなか他の方法を試す機会も無く………。
そんな時に迎えた「あかまる」のリリース。自分でやる事なのだから、文句言う人は誰もいません。
「今だ!」
僕はかねてから考えていた、「自筆によるイチからのデザイン」を試す事にしたのです(※2)。

で、選んだのが筆、毛筆でした。
何故か?

1. 今回のロゴは平仮名と漢字のため、毛筆との親和性は高いと思われる。
2. 筆は横だけでなく、上下させてアタリの面積を変える事で、太さを任意に調節出来る。→作業が速い。
3. 個人的に、毛筆字体の雰囲気が好き。


これらの理由からでした。
おおよそのデッサンを書き、筆を握って何度も何度も書き直しました。また今回は文字だけでなく、すべてのバランスを揃えるために、枠線も筆という徹底した作業でした。実はこれだけで、トータル1週間かかってます。

でも、やっただけの甲斐はあったのよ! 通常のフォント使用では絶対に出ない線の暖かさ、文字のバランス、掠れ度合すら愛おしく見える、唯一無二のものに仕上げる事が出来ました。
出来上がった時にゃあ
「どうだ! やれるモンならやってみな!」
って思いましたよ。

そりゃ不満もあります。高名な毛筆家の文字はもっと崩し度合が絶妙です。それと比べれば僕のは字ひとつひとつがカッキリし過ぎ※3)。「プロと比較するなんて思い上がりだ!」と言われそうだ。うん、実際そう思う。比較するなどおこがましいと。
でもね、これはもうココにしかない字なのです。僕の思いを筆に込めた字なのです。「まろみ工房」「あかまる」のイメージを伝えるには、今現在のベストなのです。
これを勘亭流なんぞでやったら………。

あかまるロゴフェイク
こんなん出ましたけど。


ほらツマンない。言わんこっちゃない。「ただ並べただけだからだ」なんて人もいるかもしれませんが、これは土台。土台が悪けりゃ、どんなに厚く塗りたくってもバタ臭くなるだけです。プラ棒で屋台骨組んだ家を建てるようなもんです。

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話を戻しましょう。万年筆の復権。これはすなわち、行き過ぎたフォント文化に対する脳からの無言の抵抗ではないかと。事実脳科学では、フォント字と自筆文字で、見た時の脳の反応が明らかに違うと出ています(ためしてガッテンより)。勿論、自筆の方が脳は活性化してました。
手書きの字は、その人の個性すら伝えます。どんな2枚目も、どんな美人も、字が汚ねぇと魅力半減ですよね。

ロゴはイメージを伝える重要なもの。まして脳への訴えかけ度が違うなら、せめてここだけでも変えて行きませんか?


ねぇ。
変えようよ。
絶対面白いって。



P.S.
あ、万年筆そのものについても書きたい事があったんだけど、これは明日にします。


※1 アドビのイラストレータというソフトを使って外郭の線形データを作る事………専門用語が多くて申し訳ないのだが、要は文字の形を記録する作業です。これをやる事で、同じ形のままで自由に拡大縮小・配置・カラーリングが可能になります。

※2 仕事って、時間的・経済的・システム的に、どうしても新しい事を試しにくい面があると思います。可能性を示すためには、こう言った「誰にも気兼ねなく出来る場所」ってのは大切だと思います。

※3 でも、文字のバランスには自信アリ。


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タグ : あかまる

DATE: CATEGORY:あかまる関連
オオゴシ*トモエさんを御存知でしょうか?

僕が把握している限りでは、女性ではトップクラスのプロモデラー※1)です。この方がZガンダムでお馴染みのモビルスーツ・キュベレイを製作した際の様子を、以前テレビで見た事があります。そこで驚いたのが、そのカラーリングにおける塗料の使い方でした。
一般的にはすべての塗装を終えた後、クリアーを全体に吹き付ける事で光沢ある保護膜を作っていきます。

ところがオオゴシさんは一味違った!

そのクリアーの中に、マニキュアのパールカラーを混合し、吹き付けていたのです。女性ならではの発想………とかいうチンプな表現は嫌いなんだけど、その効果は抜群でした。クリアーだけでは絶対出ない艶かしい輝きが、キュベレイ全体を包んでいたのです。

実はこれを見る以前から、マニキュアによるカラ−リングには注目していました。同じくテレビで見たネイリストの方の仕事ぶりを見た時、ルアーのカラ−リングに通ずるモノを感じたからです。テカりを出す技術や反対に抑える技術、日常使う部位であるからこそ強靱な被膜を作る技術、そして、あの狭い中に模様をつくり出していく筆とエアブラシの技術………調べれば調べるほど使えるものが多く、様々な面で参考にしてきました(この辺りの細かいテクニックは、また今度書きます)。
僕のブックマークには、今でもちゃんと「ネイルアート」の項目があります(しかも「釣り」カテゴリの中に分類)。

また、マニキュアは基本的に色流れ※2)しない上にかなり丈夫、しかも発色が良いので、これをルアーに生かさない手はないのです(※3)。オオゴシさんのキュベレイは、それをプラモデルに応用している一例でした。やっぱり一流は、いろんな事試しているんだぁね。


では、マニキュア使った一例を公開。
ヴォルドールアー01
手前と奥のは、よ−釣れました。


ヴォルドールアー02
別カット。リップはモザイクスマン。



これらの背中の赤が、マニキュアのシルバーパールヴォルドーを混合した色です。写真があまり良くなくて伝わり辛いのですが、非常に艶かしく、ツヤのあるレッド。まさしくパ−ルに輝くワインなのだ。水中に入れると、殊更それが引き立ちます。
一説には、これと魚が持つグアニン色素は近い、なんて話も聴いた事があるんですけど、真偽の程は分かりません。どうなんでしょうねぇ? 水中の様子なんか見ると「…そうかも」なんて思う事もあるんですが、こればっかりは不明。
ただ、面白い発色をするのは確かです。

あ、勿論ありましたよ。
あかまるにも、これで塗装したモデル。
………が、紛失(T_T)。よく釣れました。
コストも上がるので量産には不向きですが、「これは!」というワンメイドには欠かせませぬ。


でね、このお気に入りだったパールヴォルドー、実はダイソーにて買ったものなのですが…。

パールヴォルドー
これが現物です。アイラブ、コレ。


ここ数年、店頭から消えてしまいました(T_T)。残りも僅か。今でもダイソー見る度に探したりしてます。
あぁ、どっかにねえかなぁ…、
もしくは、再版してくんねぇかなぁ…。


※1 プラモデルやジオラマ等を作る事を生業としている方々。
※2 塗装した層にさらにコ−ティング剤を塗ると、それが塗料を溶かしてしまい、色がグチャグチャになってしまう現象。ルアーの自作を始めた人が、必ずブチ当たる壁のひとつです。
※3 実はマニキュアも若干ですが色流れしてます。が、その度合は普通のラッカー系塗料と比較すればかなり微々たるものであり、軽く処理をしておくだけで充分防ぐ事が出来るのです。




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タグ : ネイルアート


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