〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
#昨日は疲労で、知らないうちに眠ってしまいました。すまん。
あらためて続きです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「愛の流刑地」等、ナベジュンのそれなら、
「すごぉぉい」という声の元に二人が登り詰めていき、愛を確かめあう…となるのですが、この「ラスト、コーション」のソレは違います。
スバリこれは、
「力と力のぶつかり合い」、お互いがお互いを「服従」させようというベッドの上の戦闘行為なのです。----------------------------------------------------
片や中国版ゲシュタポ、絶対的な権力の元で力の支配を行う
疑り深い男。片や単なるイケメン君への憧れから忠誠心を見せようと奮闘し、ターゲットに抱かれる事まで受け入れた
優しき女。お互いを疑いながらも体を重ねる事で、
「自分の魅力で相手を虜にしよう」とする
戦闘なのです。いわば
男根主義とマリア思想ががっぷりよつ!はっけよい!です。
相手に疑念を持ち込みながらも行われる男と女の数々の行為………激しいプレイで相手をメロメロに蹂躙しようとするトニー、甘いプレイに持ち込んで脳髄までトロけさせようとするタン。正に修羅場。
----------------------------------------------------
今の邦画にこんなシーンあるか?
否、ない!「大好きだよ」「俺も」なんつー、クッサクサなニセモノ純愛ばかり。宇野鴻一郎のようなネチッとしたヤらしさもなく、団鬼六のようなドロドロ燃え上がる情念もない………一億総ハーレクィーンロマンス状態です。なんて不健全なんだ。
もっとハードなのだよ!数々の体位と力技で女をメロメロにしようとする男、そして
優しさと柔らかさを武器にして男を包み込み、自分のものにしようとする女………これって、
恋愛の本質のひとつなんじゃないかと。勿論すべてではありませんよ、仲が深くなれば
自己犠牲の精神も出て来ます。でもその前に必ず訪れる関門なんじゃないかと思うのですよ。
相手が欲しい、相手を自分のものにしたい、そのために自分の持てる武器をフル動員して、
自分の事以外考えられない男(女)にしてやる………。みんな一度はココを通るモンだ。世間に溢れる安っぽいラブロマンスにうつつを抜かし、
この現実に知らん振りするのはマズくないか?………僕は、監督がそう言っているように感じました。
------------------------------------------------
んで、こうなってくると何故「抵抗運動」を舞台にしたのかが分かります。
片や圧制で国民を抑圧し、
力でねじ伏せる者。片や仲間のため、友達のためにという
愛情で抵抗する者。ここにも存在する、相反する思考のぶつかり合い。考えてみれば、こういう衝突は世の中いろーんな場面である事。だからこれは
森羅万象あらゆる出来事に共通する一面なんじゃない? それって結構恐い事だよね?………という、一撃をガツーンとカマしているように思います。
ケータイ小説など、逆立ちしてもマネ出来ませんて、えぇ。
------------------------------------------------
そう、この映画の言わんとしている事は恐いのだ。………で、先程も書いた
自己犠牲の精神。これが芽生えるまでに至った時、<二人はどう変わるのか? そして男は、女はどうあるべきか?
うぅむ興味深い………………………なのに、客入り悪いんだよなぁ^^;。
面白いです。恋愛、引いては
人と人のかかわり合いそのものを考える骨太の映画です。なんか今週で終わる劇場多いみたいなんだけど、見た方が得ですよ皆さーん。大人は「クリアネス」なんか見ないでこっち行きましょう。いや行け、行くのだ。
----------------------------------------------------
P.S.
ラスト、「ある女と男」が顔を向かい合うシーンがあります。
詳しくは書きませんがこの時、どっちに感情移入するかで、その人の本質が見えるんじゃないかと。
僕は、女の方でした。男には、「おめーが悪いんだろ!」という気持ちしか起きなかったよ。
----------------------------------------------------
リンク→
「あかまるの歩み まとめて読みたい人はココをクリック」リンク→
「まろみ工房 〜あかまるの細かい事を知りたい人はココ!〜」リキ入れて作ってます。
リンク→
「まろみ工房 通信販売 〜あかまるを買いたい人はココへ。〜」もちろんリキ入れて作ってます。
特許商品なので、
ここじゃないと買えません。上のまろみ工房からも飛べます。
----------------------------------------------------