ちょいと時間が空いたけど、お待たせ。続きです。
やるべき前置きはこの前で終わりました。
今回は、この映画に関して僕なりに考えた事のひとつを。
○テーマ1 〜明日の命の保証〜シガーは、世間の常識とは懸け離れた行動を取る殺し屋です。ただし、異常者や世捨て人なのかと言われるとそれは違っており、彼の中には間違い無く
彼なりの倫理とルールがあります。
シガーの目は、何を見ているのか。ターゲットを殺すのは使命であり、妨害する者や邪魔な者を始末するのも任務遂行のため。……所詮は人殺しなので書き難いのですが、敢えてこれを
必要な殺しだとすれば、何の関係もないお店の主人などをコインの裏表で殺戮を決めるのは確実に
不必要な殺しでしょう。
しかし彼はこの2つを同列に捉えています。コイントスでも依頼でも、生きるか死ぬかは「時の運」と考えている節が多々見られるのですわ。
思うに彼は、
「理不尽な死」の象徴なのではないかと。
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僕らが生きる世の中は多くの点で安全を確保しています。
しかしそれは完璧なモノじゃありません。
明日、強靱なガードレールを突き破って、大型車両が目の前に現れるかも。
明日、入ったビルの中で火災に会うかも。
明日、転んだ拍子に後頭部を強打するかも。
今、誰かに間違えられて狙撃されてしまうかも………。
今日まで無事に生きても、明日それが続く保証などありません。
今はピンピンして風邪ひとつひいて無くても、明日事故に巻き込まれて成す術も無く死ぬかもしれないのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜もし自分がそういう目にあったら、きっと
「何故?どうして俺なんだ?」と思うでしょう。でも、その問いかけに意味はありません。何故なら、
「理由なんか無い」からです。強いて言うなら、
たまたまそこに居たからとでも思うしかありません。
多くの生命は普通に生きる事が出来る、でも
「理不尽な死」を迎える可能性は常にあり、それは何時、どこで、誰が会うかなんて知りようも無い………って事を言いたいのかなぁと。
理不尽さの象徴、シガー。これは特に
ラストのシガーと「ある人物」の会話に色濃く現れています。
また問答をしたシガー本人が、その後に交通事故に会って命の危機を迎え、それを受け入れるように去っていくのを見ても、上記の
「彼なりのルール」と
「理不尽な死」を体言している気がしてなりませんでした。
この考え方が良いかどうかは正直分かりません。ただ、僕の周りでも思い当たる節がそれなりにあるのは確か。認める認めないはともかく耳を傾け、その意味を考える事は全然アリだと思いますわ。
………そして、もうひとつ感じた事。それはまた次回に。
(まだ続く)
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特許商品なので、
ここじゃないと買えません。上のまろみ工房からも飛べます。
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