オオゴシ*トモエさんを御存知でしょうか?
僕が把握している限りでは、女性ではトップクラスの
プロモデラー(
※1)です。この方がZガンダムでお馴染みのモビルスーツ・
キュベレイを製作した際の様子を、以前テレビで見た事があります。そこで驚いたのが、そのカラーリングにおける塗料の使い方でした。
一般的にはすべての塗装を終えた後、クリアーを全体に吹き付ける事で光沢ある保護膜を作っていきます。
ところがオオゴシさんは一味違った!そのクリアーの中に、
マニキュアのパールカラーを混合し、吹き付けていたのです。女性ならではの発想………とかいうチンプな表現は嫌いなんだけど、その効果は抜群でした。クリアーだけでは絶対出ない
艶かしい輝きが、キュベレイ全体を包んでいたのです。
実はこれを見る以前から、
マニキュアによるカラ−リングには注目していました。同じくテレビで見たネイリストの方の仕事ぶりを見た時、ルアーのカラ−リングに通ずるモノを感じたからです。テカりを出す技術や反対に抑える技術、日常使う部位であるからこそ強靱な被膜を作る技術、そして、あの
狭い中に模様をつくり出していく筆とエアブラシの技術………調べれば調べるほど使えるものが多く、様々な面で参考にしてきました(
この辺りの細かいテクニックは、また今度書きます)。
僕のブックマークには、今でもちゃんと「ネイルアート」の項目があります(しかも「釣り」カテゴリの中に分類)。
また、マニキュアは基本的に
色流れ(
※2)しない上にかなり丈夫、しかも発色が良いので、これをルアーに生かさない手はないのです(
※3)。オオゴシさんのキュベレイは、それをプラモデルに応用している一例でした。やっぱり一流は、いろんな事試しているんだぁね。
では、マニキュア使った一例を公開。
手前と奥のは、よ−釣れました。
別カット。リップはモザイクスマン。これらの
背中の赤が、マニキュアの
シルバーパールヴォルドーを混合した色です。写真があまり良くなくて伝わり辛いのですが、非常に艶かしく、ツヤのあるレッド。まさしくパ−ルに輝くワインなのだ。水中に入れると、殊更それが引き立ちます。
一説には、これと魚が持つグアニン色素は近い、なんて話も聴いた事があるんですけど、真偽の程は分かりません。どうなんでしょうねぇ? 水中の様子なんか見ると「…そうかも」なんて思う事もあるんですが、こればっかりは不明。
ただ、
面白い発色をするのは確かです。
あ、
勿論ありましたよ。
あかまるにも、これで塗装したモデル。………が、紛失(T_T)。よく釣れました。
コストも上がるので量産には不向きですが、「これは!」というワンメイドには欠かせませぬ。
でね、このお気に入りだったパールヴォルドー、実は
ダイソーにて買ったものなのですが…。
これが現物です。アイラブ、コレ。ここ数年、店頭から消えてしまいました(T_T)。残りも僅か。今でもダイソー見る度に探したりしてます。
あぁ、どっかにねえかなぁ…、
もしくは、再版してくんねぇかなぁ…。※1 プラモデルやジオラマ等を作る事を生業としている方々。
※2 塗装した層にさらにコ−ティング剤を塗ると、それが塗料を溶かしてしまい、色がグチャグチャになってしまう現象。ルアーの自作を始めた人が、必ずブチ当たる壁のひとつです。
※3 実はマニキュアも若干ですが色流れしてます。が、その度合は普通のラッカー系塗料と比較すればかなり微々たるものであり、軽く処理をしておくだけで充分防ぐ事が出来るのです。
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特許商品なので、
ここじゃないと買えません。上のまろみ工房からも飛べます。
タグ : ネイルアート
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